前へ
次へ

変わり行く医療制度が及ぼす影響

医療現場の人手不足が危ぶまれる中、しばしば話題に上がるのが受診システムの改善です。
取り分け有名なものとしては、総合病院の負担を軽減する目的で掲げられているかかりつけ医制度の徹底です。
これによって、万一体調を崩した際にもすぐに総合病院に駆け込むことなく、事前に近くのかかりつけ医に頼ることになるのです。
言い換えるならば、第一段階で診察を行う医師のさじ加減によって専門医への紹介の有無が判断されることを意味するのです。
このような医師の経験や現場の医療設備に左右される問題を単純にシステムとして切り分けることが如何に危険なことであるのか、通院歴の長い患者であれば容易に想像がつくでしょう。
例え専門外で診断が難しい場合であっても、いつ、どのタイミングで診断書を発行して他所の病院に患者を移すのかについては、全てかかりつけの医師一人の判断で決定されてしまうため、病気の発見が遅れる恐れもあるのです。
そのような事態を防ぐためにも、患者は常日頃から良き理解者となる医師を見抜く目を養っておく必要があるのです。

Page Top